あとがき


　この短編を書きました。ふくざわと申します。
　いつもお世話になっているこのサイトと管理人のだーしゅさんへのお礼の意味も込めて、未熟ではありますが、筆を取らさせて頂きました。実は二次創作自体が初めてだったので、色々拙い所もあったと思われますが、ご容赦くださいませ。

　さて、今回はＤルートのかりんハッピーエンド後の話という設定で、エリス視点で書かさせて頂きました。
　エリスをメインにした理由としては彼女が色々と不思議な要素を持ったキャラであるという事です。特にＥルートでの言動から、本作の世界の仕組みを完全に掴んでいることは確実であり、牧村君の中から生まれたキャラにしては違和感があったからです。そこで小説版の設定をアレンジして落とし込み、本作のような解釈にしてみました。
　また、かりんハッピーエンドを選んだのも、エリスが登場していることに加え、かりんが使命から（まだ不安要素は残っているとは言え）解放されてその上で存在が許された、いわば「生まれ変わった」とも言える結末であり、かりんが新たに「誕生」したともいえるわけで、誕生日という題材にふさわしいと考えたからです。
　あと、だーしゅさんの書かれるかりんに比べると、ラブ度が薄くあっさり目ですが、これはこのルートのかりんは、１５Ｄでのお見舞いイベントでの独白からも読みとれるように、ようやく恋とか楽しいといった感情を自覚できるようになったという段階なので、あまりラブラブにし過ぎるのは違和感があると思ったからです。ラブラブな展開を期待していた方々とだーしゅさん、本当に申し訳ありません（汗）

　さて最後に、この拙い作品を掲載して下さった、管理人のだーしゅさん。ミッシングブルーの魅力的なキャラクターと世界。そしてそれらを作り上げた、盛正樹さんを初めとした、当時のスタッフたちとトンキンハウスに感謝の言葉を贈ります。

　それでは、また機会がありましたらお会いしましょう。
　
　平成二十四年　十月十五日　ふくざわ


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