トンキンハウスキャラ　第三次・人気投票結果発表

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第三次・姫騎士道部　トンキンキャラ・ランキング　発表＜　投票結果のみを知りたい方は　コチラへ　＞

かりん	「長らく開催していた、第三次・人気投票も、この度、無事に終了を迎えました。　その結果発表の司会を、私、神瞳かりんが。　副司会を、弓倉亜希子さんが担当する事となりました。　宜しくお願いしますね、弓倉さん」

亜希子	「ああ、は、はいっ！　よ、宜しくお願いしますっ！」

かりん	「さて…まずは総票数ですが、なんと３０９２票も集まりました。　投票をして下さった皆様…本当にありがとうございます」

亜希子	「あっ！　あ、ありがとうございますっ」

かりん	「昨年の１１月１日から始まりましたので…期間は大よそ、３ヶ月でしょうか。　つまり、１ヶ月に千票もの投票があった計算ですね」

亜希子	「は、はいっ。　そそ、そうですねっ」

かりん	「ゲームの発売から随分経ちましたが、今でも応援して、投票して下さる方がいるのですから…。　本当に、ありがたい事ですね」

亜希子	「え、ええっ。　ほ、ホントにそうです」

瑞希	「…ねぇ。　副司会の人……要らない気がしない？」

沙夜	「そ、そーゆーコトを、あたしに言われても…」

亜希子	「うぅ…ご、ゴメンなさい…。　わ、私、人前に出るのが苦手で…。　…と言うか、何で私が副司会なんてやってるんだろう…？」

かりん	「人気投票で、１位と２位になった人が、司会をやるコトになったそうですよ。　弓倉さんは、堂々の２位に入賞したのですから。　もっと胸を張って良いと思います」

亜希子	「うぅぅ…その、私が２位って話も、何かの間違いじゃないのかな？　私…自分で言うのもナンだけど、結構地味だし…」

かりん	「そ、そんなコトはありません。　弓倉さんは、とても魅力的な女性だと思います。　そうでなければ、とても２位にはなれないでしょう」

静乃	「うわぁー。　それって、『１位の私は、もっと魅力的ですけどぉ』…って、言ってるも同然ですよねー？　二連覇を達成して、かりん先輩もズイブンと自信をつけましたねぇ」

かりん	「ああっ、そ、そんなっ！？　応援して下さる方がいるのは、とても有難い事だけど……そ、そんな事は全然…」

静乃	「あはは。　冗談ですよー、かりん先輩。　要するに…人の魅力は、派手さとかじゃないってコトですよね？」

瑞希	「そうだね……弓倉さんの、地味なトコロに萌えって人も多いだろうし…」

沙夜	「…それって、微妙にフォローになってない気が…」

瑠羽奈	「そーよ、ナニを偉そうに語っちゃってんのよ、春日瑞希。　地味って話なら、あんただって、そーとー地味じゃん」

瑞希	「…はいはい……。　今回も、１０位に入った人だけが舞台に上がれるんだから…。　１３位なんて、順位が地味な人は下がって下がって…」

瑠羽奈	「な、なによ、なによっ！　今回は大躍進したんだし、チョットくらい良いでしょ！？」

沙夜	「え、えっと……瑠羽奈さんも呼んだの？」

かりん	「いえ、呼んだのは１０位までの方だけです。　ただ、発表が気になる方が、何人か舞台下にいらしている様ですね」

流水音	「はいはーい。　あたし、あたしもいるよー。　そんで、優希ちゃんもね」

優希	「は、はい……流水音先輩に捕まりました…」

唯芽	「……い、いっぴょう………三ヶ月で、一票しか入らなかったですぅ………。　……わ、私に投票しなかった、わるいごいねがーーーっ！！？？」

瑞希	「『全人口－１人』だから……山ほどいると思うけどね、悪い子」

流水音	「でも分かるなぁ、その気持ち。　一票って、すごーく辛いのよ？　むしろゼロ票の方が、スッキリして良いくらいね」

星原	「…経験者の言葉は、とても重いですね……」

瑞希	「幽霊だけに……レイ（零）が良い？」

星原	「…貴女の言葉は、とても軽いですね……」

瑞希	「……ケンカ売ってる？」

かりん	「あ、あのぉ…。　騒ぎは困るので、ケンカはご遠慮下さい。　さ、さあ、それでは話を戻しましょう」

瑞希	「戻ると言うと……亜希子さんが地味だって話だね」

かりん	「ソコに戻るのですかっ？」

亜希子	「地味……。　自分で言い出したコトだけど、人に言われるのは、チョットショック…」

さやか	「だいじょーぶだよ、お姉ちゃん。　お姉ちゃんは、もっと別のトコロで魅力的なんだから」

星原	「さすがは妹さんですね…ナイスフォローです。　ちなみに…弓倉さんの魅力とは、具体的にドコなのでしょう？」

さやか	「それはモチロン、『ペッタン』なトコロですよっ！」

亜希子	「………ぺ…………ぺ、ぺったん…？」

天羽	「そ、それは……む、胸が…ってコトかしら？」

亜希子	「…………む、胸が、ぺったん…………………」

さやか	「いいえ、違いますよー。　…ってまあ、確かにお姉ちゃんの胸はペッタンですけど。　でも、胸のペッタンレベルなら、さやかがトンキン最強ですしね」

星原	「…誇らしげですね」

天羽	「それじゃ、ドコがペッタンなの？　…ああ、足音かしら？」

亜希子	「…………あ、足音が、ぺったん………」

さやか	「んー、それもありますけどぉ。　でも、そうじゃなくて……全体的にペッタン？」

亜希子	「………ぜ、全体的に…ぺ、ペッタン…？」

さやか	「うん、そうだよ。　歩く度に、ペッタンペッタン。　胸が揺れなくて、ペッタンペッタン。　なんか、ペンギンみたいで可愛いですよねー、天羽さん？」

天羽	「私に振るっ！？　……そ、そそ、そうねっ。　た、確かに、ペンギンみたいで可愛い…かしら？」

星原	「そう言われれば……髪型も、どことなくペンギン風ですね…。　とても愛らしいと思います」

かりん	「あ、あのぉ…弓倉さんのお話は、もうその辺で終わりましょう。　本人、フォローされる度に落ち込んでいる様なので……」

亜希子	「うううぅぅぅ……胸がペッタン……」

瑞希	「…ソコが、クリティカルヒットだったんだ…。　でも大丈夫……下には下がいるから…」

沙夜	「……胸の話の時に、あたしの方を見ないで欲しいかも…」

静乃	「そうですよぉ、胸のサイズを気にしたらキリがありませんよー。　問題は、相手の人が、どのサイズをお好みかだと思います」

瑞希	「相手……静乃ちゃんにとっては、牧村君？」

静乃	「ええ、そうですね。　お兄様の趣味は難しいんですけどぉ…。　でも、ドチラかと言えば、小さいのがお好みかと」

かりん	「えっ？　そ、そうなの？」

静乃	「はい。　幻想界のヒロインさんで、巨乳の方はシーナさんくらいなんですよぉ。　それに比べて小さい組は……沙夜さん、唯芽ちゃんに、リサさん…ほら。　圧倒的に多いんです」

瑞希	「…だって。　良かったね、沙夜さん…」

沙夜	「…小さい方で、最初に名前が出ちゃった時点で、あんまり良くないカモ…」

かりん	「あ、あの……そ、それじゃ、真ん中くらいはどうかな？」

静乃	「ん？　そうですね……まあ、大丈夫じゃないですか？　お兄様はワリと、『何でも来いっ』…って、感じですから」

天羽	「…ヒドイ言われようね、その牧村って人も。　…そう言えば、上岡君はどうなのかしら？」

星原	「現実界では、一番大きい方でも８４…。　平均すれば、８０を超えるか微妙ですから…。　恐らく、小ぶりが好みだと思われます」

さやか	「だーって。　良かったね、お姉ちゃん」

亜希子	「……あんまり素直には喜べないけど。　私とさやかで、平均を下げてる気がするし…」

星原	「逆に、幻想界では大きな方が多いのですが……そう言えば、幻想界のお話は出ませんでしたね」

天羽	「あら、そう言えば。　優希ちゃんは、舞台下にいたわね」

優希	「ううぅ…ご、ゴメンなさい。　わ、私、今回は１６位なんです…」

流水音	「そんで、あたしは１５位ね。　今回は、１票なんてコトはなかったけど。　さすがに、トップ１０入りは難しかったわ」

静乃	「あらぁー…優希ちゃん、前回は１０位だったのに。　ザンネンだね」

沙夜	「それじゃ、Lの季節さんの幻想界の人は、誰も１０位に入らなかったのかな？」

かりん	「あっ、いえ。　お一人ランクインしている様ですね。　前回同様に…紅川蓮さんが」

沙夜	「くれないがわ、れん……さん？　そう言えば、前回も聞いた名前かも…」

紅川	「…私が何か？」

沙夜	「きゃっ！？　…び、ビックリ……今まで一言も無かったから、いないのかと…」

紅川	「いえ…この様な場所で、何を話して良いのか分かりません。　知ってる方も、一人もいませんし」

かりん	「幻想界からのランクインは、紅川さんお一人ですしね。　それは、知らない方ばかりでしょう」

流水音	「まあ、あたしと優希ちゃんだって、紅川さんとは接点ないしねぇ。　例え１０位に入れても、会話は無かったと思うけど」

瑞希	「…にしても、エンディングが無いどころか、出番すらホトンド無いサブキャラに、圧倒的な二連敗…。　Lの季節の、メインヒロイン４人って一体……」

星原	「…それは、ケンカを売っているのですね？」

天羽	「…今なら高価で買うわよ？」

優希	「け、ケンカはヤメテ下さいっ。　ぜ、全部、私が悪いんです。　私が、紅川さんが霞むくらいに魅力的だったら、こんな事には……」

流水音	「それは、なーんかが違う気がするよ？　でもまあ、こんな日もあるって。　元気だしなよ、優希ちゃん」

星原	「…同じくランク外にしては、流水音さんは随分と明るいのですね？」

流水音	「ん？　だって私、前回は一票でビリだったのよ？　なのに今回は、２０票も入ってるし！　しかも、優希ちゃんより順位が上だし！　そりゃ、テンションだって上がるわよー」

瑞希	「…でも、瑠羽奈さんに負けてるようじゃ……まだまだ、底辺だよ？」

瑠羽奈	「底辺ゆーなっ！！　…つーか、あたしを底辺の線引きに使うなぁっ！！！」

静乃	「あのぉ…。　『一言も会話がナイ』で、私も一人、気になる方がいるんですけどぉ。　………何であの人も、一言も無いんですか？」

沙夜	「あの方……って、誰だっけ？　どこかで会った気はするけど…」

かりん	「あっ、はい。　その方は、澄伊稚晶さんです。　チーム桃太郎の紅一点…だそうです」

沙夜	「あっ、桃太郎さんの。　そう言えば、キャラクターCDの方でご一緒したっけ。　スッカリ忘れてた……てへっ」

瑞希	「…何気にヒドイね」

静乃	「私は、何度か見かけたコトがあるんですけどぉ…。　あんなに静かな人じゃ、なかったと思うんですよぉ」

亜希子	「…そう言えば、ちょっと震えてませんか？　病気か何かかな？」

さやか	「おトイレを我慢してるとか？　もしもーし。　おトイレなら、舞台を降りて右手の方でしたよー」

稚晶	「……あ、あたしが、メインヒロインすら押さえ、堂々の６位…。　…ゆ、夢？　夢じゃない…よね？　こ、これはもしかしてぇ……下克上のチャンスぅ？　……うふっ、*うふふふふふふふふふふ……*」

星原	「……どうやら、あまりの事態に混乱している様ですね…」

かりん	「えーと……資料によると、前回は一票も入らなかったようです。　それが、いきなりの６位ですから…。　信じられない気持ちも分かりますね」

静乃	「えー？　稚晶さんは６位なんですかぁ？　私は７位なのに。　……もしかして、下克上されたのって、私？」

さやか	「さやかもですよぉ。　今回は、中学生に厳しい戦いでしたよねー。　優希ちゃんなんて、ランク外に行っちゃったし」

かりん	「あっ…そう言えば、正式な順位発表がまだでしたね。　ではそろそろ、始めましょう。　…亜希子さん、準備は宜しいですか？」

亜希子	「あっ、は、はいっ！　ふ、ふ、ふふ副司会として、ガンバリマス！！」

星原	「弓倉さん…。　むしろ頑張らない方が、良い時もありますよ」

天羽	「そうね、肩に力が入りすぎよ。　もうちょっと、リラックスした方が良いわ」

亜希子	「わ、ワカリマシタっ！！　が、ガンバって、リラックスしますっ！！」

天羽	「あ、あの……だからね？」

かりん	「ま、まあ、追々慣れてもらいましょう。　それでは、『第三次・トンキンキャラ・人気投票』の結果発表を始めます！　…では亜希子さん。　盛り上げる演奏の方を、お願いします」

亜希子	「は、はいっ！！　え、え、演奏……演奏っ？　………ぱ、ぱふぱふっ、どんどんっ！！」

天羽	「ああぁ、弓倉さん……。　あなた今、無駄にカッコイイわ…」

かりん	「…そ、それ用の演奏団がいるので、合図をお願いしたかったダケなのですが……。　そ、そうですか……自らの口で演奏しますか…」

瑞希	「…緊張して、演奏団の人が目に入らなかったんだね。　でも、色んな意味で盛り上がったみたいだし……良いんじゃないかな？」

かりん	「そ、そうですね…。　で、では、まず第一位を発表します。　第一位は、５００票を集めた私……神瞳かりんが頂戴致しました」

亜希子	「ぱ、ぱふぱふっ！」

さやか	「お姉ちゃん……今のお姉ちゃん、輝いてるよ…」

瑞希	「…一位を喰う勢いだよね。　取り合えず…優勝おめでとう、神瞳さん」

静乃	「おめでとうございますー。　これで、二連覇ですねー」

かりん	「う、うん…これも、応援して下さった皆さんのお蔭です。　本当に、ありがとうございます」

沙夜	「おめでとう、神瞳さん。　でも…あれ？　ピッタリ５００票だったの？　すごく縁起がいいね」

かりん	「あっ、いえ。　今回は、最初に５００票を集めた方が優勝する、レース形式でしたので。　一位は必ず５００票なんです」

沙夜	「あっ、ナルホドね。　３ヶ月とかの期間じゃなくて、ゴールがあったんだ」

かりん	「はい。　ですから、前回とはまた違った結果になっているのだと思います」

沙夜	「そう言えば、何人か順位が入れ替わってるみたいだしね。　でも、色んな投票の仕方があると、ちょっと楽しいよね？」

瑞希	「…順位が上がった人は、それは楽しいだろうけど……下がった人は、ワリとショック…」

沙夜	「……あ、あれ？　もしかして、あたし……地雷踏んだ？」

かりん	「そ、その様ですね。　で、では次の発表を…。　４２９票を集めた第二位は、副司会の弓倉亜希子さんです」

亜希子	「ど、どんどん、ぱふぱふっ！！」

星原	「…そろそろ、口で演奏しなくても良いんだと……弓倉さんに教えてあげるべきでは？」

さやか	「まーまー。　お姉ちゃんの、タマの晴れ舞台ですし。　もう一回くらいは、頑張ってもらいましょうよ。　取り合えず、おめでとう、お姉ちゃん」

亜希子	「ぱ、ぱふぱふっ………って、えっ？　…あっ、う、うん。　ありがとう、さやか…」

かりん	「おめでとうございます。　前回は６位でしたから、４ランクアップの大躍進ですね」

天羽	「そうね、おめでとう」

星原	「…おめでとうございます。　伊達に、髪型がペンギンではありませんね」

亜希子	「う、うん、ありがとう………って、誉められているのか…微妙？」

かりん	「ペンギンは可愛いですし、誉めているのだと思いますよ。　それでは、次に移りますね。　第三位は、４２７票で…前回同様、璃月沙夜さんです。　おめでとうございます」

亜希子	「…あっ！？　ぱ、ぱふぱふぱふっ！！」

沙夜	「あ、ありがと…。　で、でも、口でラッパはもうイイと思うよ？」

瑞希	「トップ３の発表も終わったしね…。　あまりやってると、飽きるし。　…にしても、４２７票なんだ。　２位とは、たったの２票差…？」

かりん	「あっ、はい。　沙夜さんと弓倉さんは、一進一退の激しい戦いを繰り広げていました。　最終的に勝利したのは、弓倉さんでしたけど…。　沙夜さんが２位でも、おかしくありませんでしたね」

さやか	「まあ取り合えず、トップ３入賞おめでとうです、沙夜さん。　『ペッタン同盟』の一員として、さやかも鼻が高いですよ」

沙夜	「いつの間に、そんな同盟がっ！？」

静乃	「ついさっきですよぉ。　ちなみに、私も入ってます。　おめでとうございます、沙夜先輩」

瑞希	「…ちなみに私は入ってないけどね。　入れるのは、アンダー８０らしいから…。　取り合えず…おめでとう…」

沙夜	「ううぅ……微妙に嬉しくないのは、気のせい？」

かりん	「それでは次にいきますね。　第四位は、３３３票とゾロ目を集めた、春日瑞希さんです。　おめでとうございます」

静乃	「おめでとうございますー、春日先輩」

瑞希	「…ありがとう。　でも、前回の２位から、２ランクもダウン……」

沙夜	「ま、まあ、そーゆーコトもあるから…。　そ、そんなに落ち込まなくても…」

瑞希	「…特に、沙夜さんに負けたのが、かなりショック……。　胸のサイズなら、７ランクも勝ってるのに…」

沙夜	「……な、なならんくも、ちがうんだ…？　す、すうじでいわれると、カナリショック……」

かりん	「さ、沙夜さんが、何やら挙動不審に…。　だ、大丈夫ですよ、沙夜さんっ。　胸のサイズなど、気にする事はありません！」

さやか	「そーですよぉ。　と言うか、『ペッタン同盟』の副会長として、ココは誇るトコロですって」

沙夜	「しかも、あたしが副会長なのっ！？」

さやか	「はい、そーですよ？　会長はモチロン、お姉ちゃんで」

亜希子	「私が会長っ！！？？　さ、さやかの方が…そ、その……もっと小さいでしょ？　なのに何で、さやかじゃなくて私なのっ？」

さやか	「だってぇ。　さやかはまだ、中学生だしー」

静乃	「そうそう。　私も中学生で、まだまだ成長の余地がありますし。　やっぱり会長・副会長は、お二人でないと」

星原	「…ナルホド。　現在の歳と、現時点でのサイズを考えると…。　将来的な『最強のペッタン』は、お二人と言うコトですね？」

沙夜	「……うううぅ………最強のペッタン……」

亜希子	「……ペッタン会長……胸も足音もペッタン…………」

瑞希	「…私より上位の二人が、揃って落ち込んでる…。　試合に負けて、勝負に勝った気分かも……」

かりん	「…それは何かが違う気がしますが……こ、これ以上、場が荒れる前に、先に進みますね。　第五位は、３０１票を集めた、紅川連さんです。　おめでとうございます……って、紅川さん？」

星原	「…紅川さんなら先ほど、『長くなりそうだから』と、帰られましたが…」

かりん	「そ、そうでしたか…。　確かに、話す相手もいなくて退屈そうではありましたが…。　発表が長引いて、悪い事をしてしまいましたね」

天羽	「…と言うか、なんで毎回負けるのかしらね、私たち…。　エンディングもない、出番もホトンドないサブキャラに……」

星原	「分かりませんが…何か魅力があるのでしょう。　例えば……その少ない出番に、『紅川に萌えろ』とでも、サブリミナル効果が組み込まれているとか…」

天羽	「…それは魅力なのかしら？」

かりん	「そ、そのような事実は無いと、一応報告しておきますね。　それでは、次にいきます。　第六位は、１９９票で澄伊稚晶さんです。　初のランキング、おめでとうございます」

稚晶	「…………」

静乃	「…あれ？　大喜びするかと思ったのに、ズイブン静かですねー。　まだ混乱中なのかな？」

瑞希	「でも、何かブツブツ言ってるような気がするけど……」

稚晶	「…まずはやっぱり、CDデビューよねぇ？　あたしよりランクが下の、静乃って子ですら出してるワケだしぃ…。　うふ…うふふふ……あっ、何て曲にしようかしら？　タイトルはぁ…『はじめてのチーム稚晶』…とかぁ？　　推理小説は～お嫌い～ですか～♪　……うん、良いんじゃない、良いんじゃないー？」

瑞希	「…混乱してると言うより、違う世界に旅立っているのかも…。　幻想世界よりも、遥か遠くへ……」

沙夜	「み、みたいだね…。　でも、このサイトで人気が出ても、CDデビューはムリだってコト……教えてあげた方が良いかな？」

瑞希	「ううん…そっとしといてあげよう…。　しばらく夢を見させてあげるのも、優しさだから…」

かりん	「…と言うか、曲のタイトルと歌詞に、微妙に聞き覚えがあるのが気になるのですが……」

沙夜	「…あっ。　でも、稚晶さんもCDに出てたと思うんだけど。　ほら、桃太郎さんと一緒に」

静乃	「さっきの妄想から察するに、ソロデビューを狙ってるんじゃないですか？」

天羽	「ソロデビュー…そう言えば、私たちも無いわね」

星原	「はい…。　サントラとドラマCDはありましたが、各キャラのCDはありませんね」

天羽	「…や、やっぱり私たち、人気無いのかしら？　…エンディングもない子に、負けるくらいだし……」

星原	「…引きずりますね」

かりん	「では次に行きましょう。　第七位は、矢城静乃ちゃんです。　六位とは６票差の、１９３票でした。　惜しかったね」

静乃	「はい、ザンネンですー。　あと６人、誰かが頑張ってくれれば、下克上されなかったんですけどぉ。　でもまあ、しょうがないですね」

沙夜	「でも、七位だって立派な成績だと思うよ？　おめでとう、静乃ちゃん」

瑞希	「…さすがペッタン同盟の副会長…。　会員のケアにも余念が無いね」

沙夜	「……ぺ、ペッタン副会長……」

亜希子	「……ペッタン会長………」

かりん	「そ、それでは、どんどん進みましょう。　第八位は、１７１票を集めた、天羽碧さんです。　やっと、Lの季節のメインヒロインが登場しましたね。　おめでとうございます」

天羽	「ええ、ありがとう……って言うには、微妙な順位だけどね」

星原	「…そんな微妙な順位よりも、まだ更に下がいるのですから……やはり、おめでとうだと思います」

天羽	「…あ、あら……ちょっと怒った？」

星原	「…いえ、特には」

かりん	「えー、次の第九位は、１３９票で、その星原さんです。　おめでとうございます」

星原	「ありがとうございます…。　微妙な８位よりも、更に下ですが…嬉しいです」

天羽	「…や、やっぱりチョット怒ってるでしょ？」

星原	「いえ…特には」

かりん	「そして、最後になりました。　第十位は、１１５票を集めた、弓倉さやかさんです。　おめでとうございます」

さやか	「はーい。　んーでも、１０位かぁ。　前回からは、かなーり落ちちゃったなぁ」

亜希子	「こら、さやか。　それでも、１０位に入るのはスゴイコトよ？　応援してくれた人に、感謝しなさい」

さやか	「はーい、お姉ちゃん。　応援してくれた方、ありがとうでーす」

かりん	「さて…これで１０位までの発表は終わりですね。　皆さん、おめでとうございます」

瑞希	「でも、こうやって見ると…前回と、あんまり変わらないメンバーだね」

かりん	「はい。　順位は多少変わりましたが、１０位に入ったメンバーは、ホトンド変わっていませんね。　えー…優希さんの代わりに、澄伊稚晶さんが入ったのが、唯一の違いです」

優希	「ううぅぅぅ………下克上されたのは、私だったんですね…。　ど、ドジでゴメンなさいっ！　ノロマでゴメンなさいっ！」

かりん	「い、いえ、そんな…。　１６位も、かなりの健闘だと思いますよ？」

瑞希	「…でも、１１位以下は、結構メンバーが変わってるんだね…」

沙夜	「あっ、そだね。　前回頑張ってた、エリスさんがいなくなってる…」

かりん	「はい。　１１位のシーナさんが６２票と、前回から大幅にアップしています。　大健闘されましたね」

静乃	「…あれ？　５７票で１２位の御堂愛さんって……騎士道部の、かりん先輩のさらに先輩さんですか？」

かりん	「ううん、違うよ。　確かに私の先輩に、御堂と言う素晴しい先輩はいるけど…この方とは別人だね。　資料によると作品も違うし、学校の制服も違うようだから。　…まあ、親戚かも知れないけどね」

沙夜	「そして、１３位が瑠羽奈さん…。　５３票で、前回の１０倍以上の票が入ったんですね。　おめでとうございます、瑠羽奈さん」

瑞希	「…と言うか、前回の５票ってのが、ハズかしすぎだと思うけど…」

瑠羽奈	「うっさいっ！！」

静乃	「それで１４位が２４票で、みこぴー…って、命先生ですか？　名前じゃなくて、愛称で登録されてるんですねぇ。　…何ででしょう？」

瑞希	「……イジメじゃない？」

沙夜	「そ、そうじゃなくて…。　親しみを込めて…ってコトだと思うケド」

瑞希	「…それじゃ沙夜さんが、『さやぴー』で登録されてたら……親しまれてて嬉しい？」

沙夜	「……うっ。　そ、それは……」

かりん	「そして、１５位が流水音さん２０票、１６位が優希さん１７票と…ここからは、かなりの僅差ですね」

優希	「は、はい。　でも、ダメな私に１７票も頂けたんですから…私は、これで十分です」

流水音	「なーに言ってんのよ、優希ちゃん。　頑張って、もっと上位を狙わないと！　あたしは、前回は１票で、今回が２０票と着実に票を伸ばしたしねー。　次こそ、トップテンに入ってみせるわ」

かりん	「次回があるかは、まだ分かりませんが…そうですね。　その意気込みは大切です。　では、１７位以下の発表を、弓倉さんお願いします」

弓倉	「ああ、は、はいっ！！　え、えっと、えっと…。　　つづみ…じゃなくて、東由利鼓さんが、１６票で１７位。　緋山花乃香さんが、１５票で１８位。　ベアトリスさんが、８票で１９位。　神楽夏希さんが、６票で２０位。　そして、リン…さん？　が、３票で２１位。　２２位は全て１票で、榎本ひいろさん、ユリエルさん、セリアさん、美角唯芽ちゃんの４人が同着。　　…と、こ、こうなっているみたいですっ」

かりん	「はい、ご苦労様です。　さて…それでは。　今回の結果発表は、これで終わりですね。　集まって下さった皆さん、長い間ご苦労様でした」

沙夜	「うん、司会お疲れ様。　副司会も、お疲れ様でした」

亜希子	「は、はいっ！　ぱ、ぱふぱふっ！！」

天羽	「…結局最後まで、肩の力は抜けなかったみたいね。　まあ…そんな真面目なトコロが、弓倉さんが２位に入った理由かも知れないわね」

さやか	「でも良いなー、お姉ちゃんは副司会ができて。　さやかも、やってみたかったなー。　次回こそトップになって、最強の中学生の称号をゲットしよーっと」

静乃	「させませんよー。　次回も、私が勝っちゃいます」

かりん	「ふふっ、二人とも頑張ってね。　ではまた、次回の発表でお会いしましょう。　…それでは、撤収しましょうか」

沙夜	「あっ、うん。　それじゃ瑠羽奈さん、帰りましょうか？」

瑠羽奈	「んーでも、そのまま帰るのも勿体無いでしょ。　喫茶店に寄って、ケーキでも食べよーよ。　モチロン、３位に入ったお祝いで、沙夜ちゃんのオゴリってコトでね」

瑞希	「…お祝いなら普通、祝う方が払うと思うんだけど……」

瑠羽奈	「いーのよ、普通なんてつまんないし。　意外性に生きる女なの、あたしは」

沙夜	「い、いえ……オゴるあたしからしたら、普通バンザイなんですけど…」

瑞希	「一応、メインヒロインなのに、２連続で１０位にすら入れなかったのは……確かに、意外性バッチリだけど」

瑠羽奈	「だから、うっさいっ！　見てなさい、次は入ってやるからっ」

沙夜	「そ、そうですよね。　票はチャンと伸びてますし。　そ、それじゃ行きましょうよ」

かりん	「ふふっ、いつも楽しそうで良いですね」

瑠羽奈	「んー、何よ？　一緒に来たいんなら、あんたも来る？」

かりん	「あっ…宜しいのですか？」

瑠羽奈	「うん、別に良いよ。　あんたの１位のお祝いも、ついでにやってあげるから。　ほら。　お財布は多い方が、一杯食べられるしね」

瑞希	「…神瞳さんにも、オゴらせる気マンマン？」

さやか	「あー、はいはいっ！　それなら、さやかも混ざっちゃいます！」

亜希子	「こ、こら、さやかっ！　そんなの、ご迷惑になるでしょ？」

かりん	「い、いえ、迷惑なんて、そんな事はありません。　大勢の方が楽しいですから、弓倉さん達もご一緒にどうぞ。　ただ…あまり持ち合わせがないので、高価なモノを頼まれると困りますが…」

天羽	「ふーん…何か楽しそうね。　私も混ざって良いかしら？　モチロン、自分の分は自分で払うわ」

かりん	「はい、構いませんよ。　…あっ、星原さんと、優希さん達もご一緒にどうでしょう？」

瑠羽奈	「って、チョット！　あんたが勝手に仕切んないでよっ」

かりん	「あっ…申し訳ありません。　…駄目でしたか？」

沙夜	「ふふっ、ううん。　瑠羽奈さんは、自分が仕切らないと気が済まないだけだから。　それじゃ折角だし、ココにいる全員で行きましょうか？」

静乃	「あっ、はーい！　賛成ですー」

星原	「私も…ご迷惑でないのでしたら、ご一緒します」

流水音	「モチロン、あたし達も良いわよー。　喫茶店なら、お茶とヨウカンくらいあるよね？」

優希	「お、お茶はともかく……ヨウカンはどうでしょう？」

かりん	「ふふっ。　ソナタでしたら、もしかしたらヨウカンもあるかも知れませんね。　それでは皆さん、行きましょう」

大勢	「「「「はーいっ」」」」

瑠羽奈	「だから、あんたが仕切るなっつーのっ」

稚晶	「……そんでもってぇ…やっぱ必要なのは、エンディングよねぇ？　MB２では、あたしがヒロインになっちゃうワケよ。　でも、あの牧村って子が相手じゃ、イマイチ燃えないから……やっぱりお相手は、モモちゃんよねー？　……サブキャラなのに６位に入っちゃった美しいあたしを巡って、モモちゃんと牧村って子が戦うシナリオとか…。　　『…テメェに稚晶は渡せねぇ……勝負だっ！！』　…とかぁ？　　　……うんうんうん……良いんじゃない？　良すぎるんじゃなーーいいぃぃ？」

星原	「トコロで……宜しいのですか？　あそこで不気味に笑っている方を、放っておいて…」

瑞希	「うん…しばらくすれば、目を覚ますと思うから。　…MB2なんて、アリエナイ事に…。　それまでは良い夢見させてあげるのが、優しさだと思う…」

唯芽	「……うふふふふふふー……３ヶ月で、いっぴょー……。　……馬にー…八倍ー…負けたー…るるるー……♪　いいえー……全員にー……負けたー……るるるー…」

流水音	「…そんじゃ、あそこで悲しげに歌ってるナマハゲさんは、放って置いて良いの？」

瑞希	「…そっちに関しては、かける言葉も無いから……」
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第三次・姫騎士道部 トンキンキャラ・ランキング 発表

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