＜ お ま け ＞
２５日の朝、牧村邸にて。
瑠羽奈 「やっほー、功司。 早速来たよー」
かりん 「お早うございます、牧村さん。 お邪魔しますね」
牧村 「おお、二人ともおはよう。 …って、瑠羽奈ぁっ！？
ナンで今日も、『コートを脱いだら２秒でビキニ』だっ！ ドコの痴女だよ、オマエはっ！」
瑠羽奈 「なによ、ナンか悪い？ クリスマスっぽくて良いでしょ。
…でもこの家、チョット寒いわねぇ。 暖房、強くしといて」
牧村 「寒いなら、上にナンか着ろっ！！
つーかソレ、バイト先のだろ？ 返さなかったのかよっ」
瑠羽奈 「うん。 と言うか、向こうから『貰ってー』って言われたのよ。
『このサンタ服を託せるのは、アナタしかいないわっ』…とか言われてさ」
牧村 「そ、そりゃ、そんな服を着れるのは、瑠羽奈しかいないけど……色んな意味で。
ったく……セラさんも、またメンドクサイ事を…」
かりん 「も、申し訳ありません…。 私も何度か注意したのですが、聞く耳を持たれなくて…」
牧村 「…いや、かりんちゃんのせいじゃないし、良いんだけど…。
つーか、二人が一緒とは珍しいな？」
かりん 「あっ、そ、そのぉ……ぐ、偶然一緒になりまして」
瑠羽奈 「そーゆーコト。 あー、そうそう。 昨日、ケーキ屋のバイト代入ったでしょ？
あれで足りそう？」
牧村 「ああ、セラさんが奮発してくれたからな。
…でもやっぱ、少し足りないから。 唯芽やらみこピーには、多少我慢してもらわないとダメだけど」
瑠羽奈 「やっぱ、そっか。 そーじゃないかと思ってねぇ………はい、あげる」
牧村 「ん、何だこの封筒。 …金か？」
瑠羽奈 「そーよ。 実は昨日の夜も、バイトしてたの。
それで大体、足りるでしょ？」
牧村 「…おお、結構入ってるな。 コレなら十分だ。
にしても、夜にまでバイトするとはなぁ…。 瑠羽奈にしちゃ珍しく、責任を感じてたんだな？」
瑠羽奈 「責任……って何の？ あたし、ナンかしたっけ？」
牧村 「覚えとけよ、自分の悪事くらいっ！！ …あれだ、アレ！ ツリーの話！」
瑠羽奈 「ああ、アレ？ アレはだって、必要経費じゃない。
ツリーが無いクリスマスなんて、クリスマスじゃないでしょ？」
牧村 「会費を全部使うホド必要じゃねぇっ。 …ってまあ、役には立ったから、ツリーのコトはもう良いけど。
んじゃ、責任を感じてないなら、何でそんなに頑張ったんだよ？」
瑠羽奈 「そりゃ、折角のパーティーだもん。 ショボかったりしたら、あたしがガッカリでしょ？」
牧村 「…ナルホド。 そりゃ、瑠羽奈らしいや……」
かりん 「…あのぉ……責任やらのお話も気になるのですけど……昨晩のアレは、ボランティアと言うお話でしたよね？
恵まれない子供のタメと言うので、お手伝いしたのに…。 なぜ、バイト代が出てるのですか？」
瑠羽奈 「……ﾌ、ﾌﾌﾌｰﾌﾌｰ」
牧村 「…いや、口笛吹けてないし」
かりん 「…いえ、口笛吹けてませんよ」
＜ そして、あとがき ＞
２００６年度、クリスマスSS ヽ(´ー｀)ノ どうだったでしょうか？
タイトルの、『クリスマス・ナイト』は、ナイトとかかってる……騎士と夜……いえ、何でもないです（ﾍﾞﾀ）
にしても、今年は苦労したなぁ。 ＦａｔｅのクリスマスＳＳを書いたし、ＭＢ版は書かなくてもイイかなぁ……なんて、後ろ向きに考えてしまうほどに。
いや流石に、毎年書いてるのでネタがナイのです。 今回もネタが無いので、自分にしては珍しく、３ページと短かったし。
あーと、一応クリスマスＴｏｐ絵とリンクしてます。 瑠羽奈のビキニサンタがどんな感じか知りたい方は、そちらをどうぞ。
（読むのが遅かった方は、Ｔｏｐ絵が変わっているかも。 その場合、美術室か「 コチラ 」へどうぞ）
んで、その内容ですが。 いつものように、何にも無かったですな（ぇ） 単に、かりんに萌えるだけのＳＳ（…ｵﾏｴがな）
もうチョット、余裕とネタがあれば……クリスマスに過ごす相手を、選択形式にしても良かったんですけどねー。
寂しいと思った俺は…。
１・ふと、かりんも一人暮らしだと思い出した。
２・そう言えば、クリスマスは毎年、幼馴染の…沙夜の家にお呼ばれしているのを思い出した。
３・なぜだか、春日のコトが気になった。
４・瑠羽奈のヤツ…風邪ひいてないかと、心配になった
…みたいにね。 余裕なかったので、必ず『１』を選択してたとゆーコトになっちゃいましたが。
沙夜やら瑞希やら…選択はなくても、出番くらいはあげたかったんですけどねぇ。 絡めると、また長くなりそうだったし。
パーティーのトコロまで書いても、以前に書いたクリスマスＳＳと同じよーな内容になりそーだったので、ヤメました。
…いやまあ、ココまででも、大差ないと言えばナイんだけどさ…＿|￣|○ﾉ （←才能枯渇）
ああ、そうそう。 牧村家のクリスマス事情は、完全オリジナルです、はい。 そんな感じじゃないかなーとゆー妄想（ぇ
きっと牧村君は去年まで、瑞希の家でクリスマスを過ごしてたのではないかと思うのです。
幼馴染だし、ワリと家も近所っぽいし。 きっと、家族間も仲が良いのではないかと。
でも今年は、ソレができなかったので、寂しいなぁ…と、感じてしまったのではないでしょーか。 …まあ、いずれにせよ贅沢なヤツですが…（ぇぇ
それと、セラさんもなー。 ゲームの出番が少なかったので、性格の把握がイマイチできてません。 なので、微妙にゲームと違うかも。
ビキニサンタ服を持ってるよーなキャラじゃなーい…って、思う人もいるだろうけど。 旦那さんが、コアなﾋﾄだったとゆーコトで（ぇぇ）
チナミに、海にも入れる本格仕様と言う設定です。 シーナに託そうとしたけど、断られたとゆー逸話アリ。
…あー。 猿怒のビキニサンタなんてオチもアリだったか？
「…あれ？ ココに置いておいた、ワシのサンタ服がナイ……」
…てな感じで。 まあ、今更ですが。
とまあ、そんなトコロか。 これ以上は長くなるので、ここら辺で終わりましょう。
今回もお付き合い頂き、ありがとうございますー。
それでは、良いクリスマス＆年末年始をーと言うコトで ヽ(´ー｀)ﾉｼ 次のＳＳで、またお会いしましょう。
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